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Summer Sonic 2014 Osaka [Adam Lambert]

さて、今年のサマソニのことを書かなきゃ。

と、思ってもあまりに濃い思い出に、何から書き出していいのか分からない。

サマソニ直後はQueen + Adam Lambertの反響の大きさと熱狂に、自分自身も飲まれていたのと、言葉にできない想いもあった。

写真を観ながら想いを噛みしめる毎日。あの場にいた誰もが感じた感動をどう書いたらいいのか。

最近、書いていないせいか、纏めるのが難しくて。ダラダラと長くなってしまう。

いや、言い訳はよそう。とにかく書こう。(かなり長くなってしまった)

8月16日、サマソニ初日。生憎、大阪の天気は雨模様。とっさに雨対策の服をバッグに詰め込んで空港へ向かう。

電車の中で映画”Dead Poets Society”の詩を読みながら、涙が止まらなくなる。

映画の中に出てくる詩や、言葉は”自分らしく生きろ”という言葉が、これでもかこれでもか、と出てくる。

それを読んでると、自然と涙が出てくるのだ。


Two roads diverged in a wood, and I-
I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.

森の中で 道が二つに分かれていた、そして わたしは―
わたしは 人跡の少ない道を選んだ、
それが すべてを違ったものにしたのだ。


大阪ではホテルで友人達と別れ、ひとりサマソニ会場へ。最寄り駅に着くとバケツの水をひっくり返したような豪雨。

自分が雨女だと分かっているから愚痴も出ない。雨対策出来てて良かった、とホッとする。

実は正午過ぎの A Great Big Worldを見たかったのだが、会場に到着したのは半分終わる頃。

だか音が聞こえない。なんだろう?雨の中オーシャンステージへ向かうと、雨のため機材故障でアクトが中止、というアナウンスの最中だった。

ぞろぞろ別会場へ向かう人々の追い越しながら、ステージへ向かう自分。プラチナのブースを見たかったので前へ行って確認してみる。

真ん中より左寄りだが、まあまあ近い(いやかなり近いはずw)そうしている内に、雨の中ずっと待っていたファンに、とA Great Big Worldの二人が再びステージにあがる。

そしてウクレレを取り出し、私が一番聞きたかった歌”Say Something”を歌ってくれた!

たった一曲、いや貴重な一曲を聞くことが出来て良かった!FBで呟くと偶然、同じ会場にいたAdamファンを見つけ、一緒にいることが出来た。ありがとう、神様!

ひとりは気楽だが、一緒に楽しめる誰かがいることは、ひとりで味わうより何倍も素晴らしい、と噛みしめる一日だった。

お目当てのQueen + Adam Lambertは一番最後だから、それまでの間、プラチナラウンジにいることに。大阪のプラチナラウンジは、オーシャンステージが一望出来る場所で、最高だった。

雨で結構ぎゅうぎゅうだったけど、途中で椅子を見つけて、Little Mixや、矢沢永吉、Richie のライブを見ていた。

そうしているうちに、Adamファンもやってきて、嬉しかったのは、”Adam Own My Heart”のTシャツを着てきてくれたファンがいたこと。

これは2010年3月のAdamの初来日を記念してファン有志で作られたもので、実は翌日の東京会場でも見つけて、かなり嬉しかった。

Adam達の出番まであと1時間半ぐらい、のところで一緒に東京から来た友達が会場に着いた、との連絡が。私の代わりに物販でTシャツを買ってくれた。本当に有難い。

その頃の自分はプラチナブースに向かっていたから。その頃には雨もほとんど降っていなかったから、どうか最後までもって欲しいと願っていた。

Avrilが終わり、次のQueen + Adam Lambertの準備が念入りに行われる。本当にそれを見てるだけでも、ドキドキ、ワクワクしてくる。

2年前、単独アクトでAdamが来た時は音の悪さが色んな所に悪影響を与えていたから、凄く心配だった。Avrilのマイクがあまりに酷かったし。

だからスタッフ総出の準備は、どれぐらいかかっても待つつもりだった。本来であればQueenのロゴ入りの幕はオープニングに合わせてたち落とされるものだが、風のせいで早々に撤去された。

パフォーマンスに影響が出ないように、とのことだろう。それにバックステージのQの中にロゴが映し出された時の歓声を聞けば、立ちっぱなしの辛さなど吹き飛んだ!

そして、ついに待ちに待ったQueen + Adam Lambertが!フェスのアクトだから、全米ツアーより曲数が減ることは分かっていたけど、お喋りを極限に減らして次から次への歌の連続、それも誰もが一度は聞いた、あの有名な曲を、Adamの声で!

途中、また大雨が降ってきたが、そんなものを誰も感じてないほど、素晴らしいパフォーマンスだった。

私は2年前の夏、ロンドンで彼らのライブを見ているが、北米ツアーを経て、明らかにこなれた感があった。

初めて聴く”I was born to love you”は、Adamの嬉しそうな表情と声に、再び恋しそうになった!し、日本のみんなが待っていた”手をとりあって”からの”Love of my life”はBrianから”一緒に歌ってくれる?Freddieのために?”の言葉と、曲の最後に現れたFreddieの姿に号泣。

おかげで片目のコンタクトがズレ、後半あまり見えなかった。でも私も嗚咽を抑えるの大変だったけど、隣の女性は肩を震わせて泣いていた。

大好きな”Somebody to love”やソフトな歌い方でオッ!と思った”Who wants to live forever”は、大阪限定。

ラストの”Bohemian Rapsody”から、”We will rock you””We are the champion”の圧巻の流れ、畳み掛ける音と、声に観衆の大合唱と、体と手を揺らし、大団円で終わった、雨の大阪。

振り向くと、Adamファンの友人達が目を真っ赤に腫らし、ある友人はぼーぜんとしていた。これらの表情を見れば、このショーがどんなだったかわかる。

Adamファンにとって、このショーがどんな意味を持つのか。QueenとAdamの関係は、切っても切れないもの。この幸せな関係を自分達の目で見ること、体感することは、至福の時であっただろう。

雨上がりの空に金の紙吹雪が舞った情景を思い出す時、私達は夢が叶った瞬間と、忘れることの出来ない一時を振り返り、顔に笑みと胸に満足感が広がるだろう。


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コメント 2

tikitiki

ごきげんようピょルさん
こちらにコメントするのは随分ご無沙汰していました(^o^;)
東京で〃Adam Own My Heart〃を着ていたのは私です!って他にもいたのならなお、嬉しいです(*^.^*)
私は毎回アダムTシャツを買うか迷い結局買わないので、あだTは〃AOMT〃tシャツのみなんですよ(*_*)でも、こうなったら来日の度に着てユニフォーム化します(* ̄∇ ̄)ノ
サマソニへの想いはピョルさんと同じなので省略…と上から的な感じですみません
m(。≧Д≦。)m本当は文章がまとまらないんです…www
博士&ロジャーがアダムの才能を見抜いてくれたからQueenAdamが実現した。アダムの若さが博士&ロジャーをワールドツアーへのパワーを生み出し、日本にフレディーを連れてきてくれたんだーと感動しちゃいました。
また、いつかライブで一緒に盛り上がりましょうね!



by tikitiki (2014-08-25 00:54) 

ピョル

tikitikiさん、こんばんは!

コメント、ありがとうございます!

東京参戦されていらっしゃったときいて、お会い出来ず残念でしたが、あの時間を共有できたこと、嬉しいです!

おっしゃる通り、あの感動を言葉にするのは至難の技w 私も長らくそのままにしておりましたが、やはりどんな言葉であっても残すべき、と書いてみました。

これから東京編を書くので気長にお待ちくださいw
by ピョル (2014-08-25 01:35) 

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