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Day1 @ ATP World Tour Finals [tennis]

まだ時差で夜中に目が覚めて、これを書いています。
昨日は待ちに待ったATP World Tour Finalsの初日でした。
朝10時から公開練習が始まると聞いて、いてもたってもいられず観に行きました!

会場はO2 Arena ロンドンのちょっと外れにあります。思った以上に広く、また初戦に錦織くんが登場するので、日本人もたくさん見かけました。入り口には公式グッズ販売。早速、プログラム購入。レストラン街を抜けると、最初のプラクティスコート1が、でーんと現れました。

最初、マイケル・チャンコーチがスタッフ達だけで練習していました。練習が終わると見に来た子供達にボールをあげてましたね。10:30頃、アンディ・マレー登場。近い、近すぎるw 本当にコートのすぐ側で練習が見れる!アンディは和気藹々と練習してましたが、前半はサーブの練習に費やしていました。

次に現れたのはラファエル・ナダル。すでにダブルスの初戦が始まっていましたが、ラファを一目見たくて。ストローク練習が中心で、リシャール・ガスケが練習相手でした。ラファは試合前のウォーミングアップから見せてくれて、何か貴重なものを見させていただいた感が。こんなに真剣に力の入った、見てるこちらまで力の入るストローク練習を一番前で見れるなんて。

友人より別のプラクティスコートにスタン・ワウリンカがいる、と教えて貰ったものの、シングルス初戦の40分前で会場に向かわなくては。再びレストラン街を抜けると、本格的なファンゾーンが広がり、その奥にプラクティスコート2,3があった。「あ、くまー!(笑)」思わず愛称が飛び出してしまった。思いがけずスタンの練習を見ることに。こちらはボレーが中心。

試合開始まであと20分を切ったので、急いでアリーナへ。まだダブルスの初戦が終わっていなかった。ジェイミー・マレー、見たかったかも。ダブルスの試合が終わるとすぐに会場へ。意外に1階席の後ろでも見やすいかも。この試合は両サイドを見渡せる側の前から12列目。カメラをコートに向けると丁度両サイドの選手が入るいい位置。

試合前にフランスへの哀悼の意を捧げる黙祷。試合が終わった後のセレモニーでノヴァクがやはりフランスの人々への想いを語っていた。彼のインタビューでは必ず出てくる"Cherish"という言葉は慈しむ、大切にする、という自身の戦争体験からくる深い言葉なのだろう。今この瞬間を生きる、は私にとって重要言葉で、それと同じ言葉を語るノヴァク・ジョコビッチ。

今年、生涯最高のパフォーマンスを残している彼でも、ほんのちょっとミスすることもあるんだな、完璧な機械のように見えたノヴァクもやはり人間なんだな、と試合を見て安心しました。錦織くん、試合感も浅く、体調も心配されましたが、最後まで出れて良かった。真正面で見れてるので、タイムの時の2人の表情が物凄く興味深かった。錦織くんは俯いてる姿がちょっと寂しく見え、ノヴァクもミスした後は動揺してた。試合はノヴァクの勝利。夜のセッションの勝者と次戦あたる。

実は事前に一眼っぽいカメラは持ち込み不可、と書かれていたので急遽新しいカメラを買ったものの、持ってる人いるじゃんw だがこのカメラの連写機能が余りにも凄過ぎるので仕方ない。買って損はしていない、けど…。使い慣れないカメラでこの試合終了時にSDカードが一杯に。見ると1,500枚も撮ってた。仕方ないのでブレている写真を探し消す作業をしていると、まさかの全消去。どっか間違って押してしまったのか?この時点では、次のロジャー・フェデラーさえ、撮れればいい!と思っていたが。ロジャーの試合後、何故かwifiが使えなくなり、時間を持て余していたので、これまた写真の整理をしようと思ってやっていたら……、再び全消去。もう、泣きたい。

だが辛うじてSNS投稿用の写真が数枚残っている。全く消えたわけではないが…。友人からも、まるで試合に負けた後のように、気持ち切り替えて!のメッセージがw 誰しも最初は慣れない、そんなの当たり前。今日は練習だと思おう!(かなり淋しいけどほんの少し残っている写真を大切にしよう。

正直に言うと、テニスを勉強していくにつれ、ロジャー・フェデラーという選手に興味が湧いた。さらにネットに載ってる試合中の写真が素晴らしいものばかり。写真好きに私にとってはこんな写真が撮りたい!からロジャーに興味を持って見ていたのだが、実際の試合の彼のストロークを打つ姿を見るだけで、なんと言うか華麗なのだ。シンプルでいて、ゴージャス。こんな選手を見れるだけでも幸せ。なので、今回の旅はロジャーを撮りに来たといっても過言ではない。

今日は風邪でも引いたのか試合前ティッシュで鼻噛んでた。ダブル・フォルトもあり、体調が万全ではないのかもしれない。でも、あのふわっとしたボール何度も効いてたし、唸るような鋭いショットに、SABRが出た時は会場全体が興奮してた!火曜日もう一度、彼の試合を見ることができる。相手はノヴァクだ。考えただけでもドキドキする。夜のセッションのダブルスでも白熱した試合で、なんど声が出たことか。なんと、8位通過のペアが、1位通過のペアを破ってしまったのだ。面白過ぎる。だが私自身身体や精神面に疲れが出て来ているのも確か。これから見る試合が薬のように自分を強くしてくれることを期待します!


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