SSブログ

Ireland, I already miss you [Documentaly]

B220AFD8-16E7-462D-B52A-6C1B96DE22F9.jpeg
コネマラ地方の風景


ちょうど1ヶ月前の3月13日、米アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたPaul Mescalを知った。

そこから5日後の3月18日、彼の代表作ともいえるドラマ“Normal People"を見始め、完全に主人公2人に含めた演技に加え、映像美や撮影の構図やカメラのピントの合わせ方、音楽に虜になってしまった。

そして私は今、その舞台となったアイルランドにいる。今日4月13日はSligoという街の近くにある主人公達の育った街を訪れる。既にダブリンやその近郊のロケ地は訪れているからここが最後になる。そして明日には北アイルランドへ。

朝早くに目が覚め、洗濯の乾き具合を気にしながらこれを書いている。いつも自分の人生に何が素敵なことが起きないか、待っていた。でも実際は自分から行動を起こさなければ何も起きはしない。

4月は射手座にとって最高の月!という星占いのお告げに背中を押してもらわなければ、私はここにいなかっただろうし、Paul Mescal本人に出会うことも、ドラマロケ地を巡り幸せに浸ることも、思いがけないアイルランドの人々の優しさに触れる事もなかった。

自分の心の声に耳をすまし、胸に手を当ててよく考え、心を開き、少しずつ氷が溶けていくように、私の頑なな心もほぐれつつある。これが完全に溶け切るか、そのまま残ってしまうのかわからない。旅はまだ続くのだから。

ただ一つ言えることは、この旅は既に私の人生で大きなものになったということ。イギリスのついで(ごめん)だったアイルランドが、これほどまでに心に刻まれるとは。

雨も風も激しく、厳しい自然の中にあるシンプルな美しさ。それはカメラに収まり切るものではない。特にイニシュモア島の360度見渡す限り全てが見渡せる崖の上での開放感。風の冷たさは感じられず、ただただ風が吹いている。私はただその強風の中に吹き飛ばされずに立っているだけ。恐怖よりも好奇心が勝っていった。

気温は10℃以外だったが、シンプルなストロベリー味のアイスクリームも美味しかった。電動自転車のおかげで島を巡り続けることができた。たった1日でサドルの硬さからお尻が痛くなったけど(苦笑)

アイルランドで2番目に多く観光客が訪れるモハーの断崖。生憎の土砂降りだったが、みんな傘もささずに果敢に雨と風に挑んでいく。もちろんお天気が良ければ絶景。だが大雨でもある意味絶景(笑)極端な話、嵐の中での断崖なんて一生あるものではない。ここでも好奇心の勝利(笑)

どんな状況下にあっても考え方次第で楽しくなる。もちろん心に余裕がある場合には。今は出来るだけ心を開いている状態なので、何でも取り込もうとしている。強雨や強風ぐらい平気(苦笑)むしろ幸せな気分だ。日本じゃ体験できないから。

さて、そろそろ出発準備。ダブリンから日本人ガイドさんはもうこちらに向かっているだろうから。では、また。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

Open MindBeginning and Ending ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。