SSブログ

Sensitivity [Column]

大学教授や、学生、出版関係、美術関係の人に囲まれながら、正面遮蔽物なしのベスポジで聞けたペロー童話の翻訳本トークショー。もっと童話のメタファー的話を聞きたかったが。

それにしても、鴻池さんの感覚が、自分には新鮮だった。秋田と青森という、同じみちのくの国の根を持ち、何処か親近感を感じていた私にとって、鴻池さんのリアルな感覚、地球や自然に対するセンサーやアンテナの感度がまるで違うのが、面白かった。

冒頭で今回の本の著者である、フランス語学者の工藤さんが、鴻池さんの作品に胎動を感じる、というようなことを仰っていた。さらに、工藤さんが仰っていた音読、という物語の読み方。

話を聴いていて、まるで自分が機械のように感じた。つまり自分の感覚を忘れてしまっているのだ。

特に鴻池さんの感覚や鴻池さん自身の存在が、自分の感性に逆らわず、自然体であることに、羨ましくもあった。

本の表紙は、赤ずきん。
偶然にも、私は今日は赤いロングコート。

ネットでホビット新作の話題を読んだ直後、新宿駅構内で、リアルホビットが、目の前を通り過ぎる。

今朝は快晴の青空に、小川沿いの木々の紅葉が映えていた。

そして今夜、ビルのシャッターに、街路樹の影が、そして街路灯が影絵を紅く染める。

一体、私はどの世界にいるのだ?


image-20131122222649.png

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

Enchantedjourney to Netherlan.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。