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Cafe de Satie [Jornal]

ゴールデンウイークあたりから、急に仕事が忙しくなり、まさに家と会社の往復だけの生活が、ここ2週間ばかり続いてます。

今までは、日曜日になれば、ボーカルスクールがあり、そこで気分転換が出来ていたのですが、先週の同僚の不幸もあり、よくまぁ、自分でも、もっているなぁ、という感じです。

そんな中、以前お友達から誘われていた、ピアノコンサートに昨夜行って来ました。

金曜日の夜、週末前ということもあり、案の定、仕事が押して、30分遅れて会場到着。第一部もほぼ終わりに近づいていました。

全く知識もなしに行きましたが、何から何まで新鮮で、しかも後から調べたら、そうそうたる方々が出演してるではありませんかっ!

いやはや、お友達の交流の広さに、脱帽です。

元々、最初の目的は、このコンサートが開かれた場所を見に行くところから始まったのですが、またしても、最近ご縁がある、純日本風建築の内装!でありながら、実は、外国の方がデザインされたお家でした。

場所は、根津美術館の裏。表参道駅から歩いて来る途中、何度も何度も、ここは一体日本なのかっ⁈と目を疑うような景色が広がり、恐る恐る伺ったのが、E.カニングハム記念 青少年音楽協会 MFYサロンでした。

外から見るとまるっきり普通の一軒家なのですが、中は、障子、襖に囲まれた天井の高いサロンになっていて、壁には写楽の大首絵が飾られている(余談ですが、このサロンの目の前の土地は、昔、海老蔵の家があったとか)ところに、部屋いっぱいの、約30人ほどのお客様がいました。

でもそこに見たこともない、木製の小ぶりなグランドピアノ(ベーゼンドルファー)があり、サティについての本や、CDも出している、ピアニストの島田璃里さんが、その日がお誕生日のエリック・サティを弾いていました。

第一部もほぼ終わりだったにも関わらず、サラバンド、ジムノペティ、グノシエンヌと、サティの代表曲とも言える曲を、生で聴くことが出来ました。
休憩では、ガレットとロゼワインが振舞われ、バレリーナの方達が給仕をしてくれました。

第二部は、サティの子供のための音楽に、サティが書いた?良い意味で意味不明?な言葉が読まれ、またサイガバレエのバレリーナさん達による、マリオネット風の踊りをこれまた目の前で見ることが出来ました。

実は、このバレエ体験が一番印象に残っていて、手が届く範囲の、本当に目の前で踊るバレエを見た経験は強烈なものでした。

サイガバレエの主宰者でもある、雑賀さんは、今回の振り付けは勿論、朗読や、はたまた休憩時の、ガレットまで手作りで提供されていて、とても80歳を越えていらっしゃるとは思えない若さ!

ピアノとバレエのサロンコンサートなんて、生まれて初めての体験でしたが、独特な場所の雰囲気もあり、実に忘れられない経験でした。

誘ってくれたお友達に、大感謝!
ありがとうございました!

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