Lunar and Uranus Eclipse [Documentaly]
2022年11月8日夜、日本では442年ぶりの天体ショーが見られました。
昨夜、日中人込みと歩き疲れたこともあり早めに食事をして寝ようと思っていました。
時間は18時過ぎで、ちょうど月が欠け始めたときでした。
まだ部屋でうだうだしていた自分、19時ごろちょっとだけ外に出てみようとアパートの通路あたりから空を眺めようと出てみると近所の人たちがピクニックのような形で、ランプを灯しながら空を眺めていました。
最初携帯のカメラを試すも、全然ダメ。次にいつも使っているコンデジでもダメ。
もうこれは自称”月カメラ”光学60倍カメラを持ってくるしかない。
本当はもう売りに出そうと思っていたカメラ、撮ってみたもののまあまあの出来だったので、そのまま撮り続けることに。
月が欠ける最後の部分と月食の始まりをカメラに収め、それでいったん満足したものの、あの赤銅色の月を撮りたくてなんどか試しても、あまりに暗すぎて撮れない…諦めていったん部屋に戻る。
でも、やっぱり、と20時30分ごろ皆既月食の終わり部分からまた外に出てみる。
ご近所様はすでに引き上げた後で、たったひとり暗い中、ついには冷たいコンクリートに腰かけ、ほぼ70度に高さに見える月を撮る。
皆既月食の終わりあたりだったからか少しずつ(といっても全然人間の目にはわからない程度)空が明るくなったのか、カメラもちゃんと月を捉え始めた。
赤銅色から冷たい青く、銀色に輝く月面が見え出した時、本当に感動した。
自分が目にしているものが信じられなかった。ヘッドホンで”The Sandman"の夢か幻かのサントラ聴きながらだったので一層、幻想的だった。
4時間の天体ショーのほんの一時しか見なかったけど、それでも食の始めと終わりを見ることができて本当に嬉しかった。
TwitterでLunar Eclipseと検索してもあまり出てこなかったのは今、夜である日本ならではの天体ショーだったからと認識。
そして一夜明け。せっかくだから撮った写真を大きい画面で、とPCに繋ぎ確認してみると、肉眼ではわからなかった天王星の姿が!しかも青く小さな点で!くっきりと映ってる!とまたまた感動。
ちょっとまだ興奮してるんだけど、日本で皆既月食中に惑星食が起こるのは442年ぶり。(前回は土星食だったらしい)
1580年以来ってことで、何が起こった年だろう、とググったら織田信長存命(2年後に本能寺の変、羽柴秀吉大活躍の時代で、ひゃ~~~マジか!ってなる(語彙
こんな贅沢な時間、自分だけの時間、夢の中で月と自分だけ、のような時間を心静かに迎えられたことに感謝。星空を見上げながら育った自分にとって、田舎以外での天体観測は意外にも忘れられない時間を与えてくれた楽しいものでした。
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