SSブログ

Changing Lane [Documentaly]

はぁぁぁぁぁ

溜息から始まってすみません(苦笑

本当に、L.A.のような大都会での車の運転はキツい。

特に私みたいに年に2.3回、たんぼ道を軽トラックで走るような人間にとっては。

相変わらず、5車線のフリーウェイや通常道路でも3.4車線あるL.A.では、一旦レーンに嵌ると、隣のレーンへ移動するのがかなり気を使う。

何度、出口や道を曲がりそこねたことか。そして夜間の運転。本当にこれも神経をとぎすませなければいけない。街灯と黄信号がわからなくなる。

今回のGPSも不調だ(苦笑 前回はいきなりバッテリーが切れたりしたが、今回はもう鼻っからフリーズしている。空港から出たものの、GPSが働かず、空港へ戻るのもひと苦労。

カウンターへ来ていざ変えてもらおうとすると、動き出す(苦笑 で、仕方なく同じGPSを使うもやっぱり突然フリーズしてしまう。

私にとっては一番苦手な大都会での運転。唯一気に入っているのは車だけ(笑

はぁぁぁぁ 再び溜息

確かにロケ地巡りなんかする場合には、特にL.A.は車がないと無理。

あと、残り1日、せめて何事もなく、無事に空港へ着くことを願うばかりです。

すみません。どうしても愚痴りたくて(苦笑

次の記事はもっと明るいネタで。 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

24 Hours [Documentaly]

後、24時間を経過すれば、NYを離れることになる。

なんだか、コップに水半分しか入ってない・・・的な悲観な出だしだな(苦笑

でも、本当に寂しい感じがする。だって本当に今回のNY滞在は濃かった。今でも23丁目(フラットアイアンビル)あたりを歩くと、最初の夜の興奮を思い出すし、34丁目(エンパイアステートビル)付近は、アパートがあるところ。57丁目(セントラルパーク近く)は、2年前のAdamのイベントの時に泊まったホテルがあるところ・・・と書いていくとキリがないが、ようやく地図が頭に入って来た頃に、離れる・・というのはよくあることだ(笑

旅にはいろんなことが起こるものだが、期待外れの部分と、期待以上のものがある。昨日はアメリカ自然史博物館では恐竜の展示は素晴らしかったが、剥製に気分が悪くなり、新鮮な空気を吸いにセントラルパークを横断して、反対側のミュージアムマイルへ行こうとしたけど、一瞬深い森に迷こんだような部分もあり、ちょっと怖かったし、行けども行けども出口が見えない感があったし、疲れてた。

その後、夜はGleeをオンタイムで見る予定だったけど、ちょっと時間が空いてたので、今アパートへ帰ったら寝るだろうし(そのおかげで前の夜Mamma-Miaが見れなかった・・・涙)、なのでNYのそこかしこで見かけるネイルサロンへ行ってみた。

マニキュアとペディキュアで39ドルぐらい?だったので試しにやってみたが、マッサージとかつけたおかげで、税金も含めると倍額になってしまった・・・OTL でも、ネイルサロン、本当にみんな気軽に入ってくる、(おじさんも)ここでは息抜き?それともビジネスに必要?なことなのかしら?

食事も旅の醍醐味の一つだけど、私の注文が悪いのか、あんまり美味しいものに出会ってない(涙)唯一美味しかったのはNolitaのCafe Zidaneで食べた焼きパスタ。マカロニにトマト、プロシュートハム、バジル、チーズと乗っていて、これが美味しすぎた!また隣の人が食べてた、トップハットばりにてんこ盛りのクスクスにも惹かれたけどね(笑

意外に楽しめたのが、昨日のMOMAとフリックコレクション。MOMAでは、私の大好きなゴッホの「星月夜」を見れたし、フリックコレクションではフェルメール3点を見ることができた。自分が見たかった絵が目の前にある感動と喜び、ってやはりその場に行かなければ味わえない。

さて、残りの24時間はどうやって過ごそうか。こちらの時間では今朝6時。NYに来たらここへ行こうと決めていた場所もあと残り2箇所。それプラスなにか素敵なことがあれば・・・じゃなくて、自分で素敵なことに出会うために出かけていかなきゃ。ね!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

The Wicked [Documentaly]

wicked.jpg

ようやく念願叶って、ガーシュイン劇場での「The Wicked」を見ることができました。


(ネタばれが含まれていますので、ご注意ください)




思えば、「The Wicked」というミュージカルは私の好きな人やドラマに関連されることが多々あります。Adam LambertがLAでのWickedのキャスト(Fiyero)代役だったし、ドラマ「Glee」でも歌や、オリジナル・キャストも出演しています。

もともとこの「The Wicked」を見たさにNYかLondonどちらかに行こうと今年の頭に決めていました。そんな中、たまたま見たドラマでこのガーシュイン劇場のWickedがフィーチャーされ、なんとな~く、NYかなぁ~と(笑

でもWickedだけでNYに行くのがもったいない気がしたので、何か他にないか?(いや正直言うと背中を押してくれるものが欲しかった)と思案していたところ、Chrisのイベントがあったので、即決しました。

チケットはWebで購入しましたが、届いてみないと席番号がわからなかったし、座席表も全然見なかったので、実際劇場で座ってみるまでは、どんな位置なのかわかりませんでした。

ガーシュイン劇場の入り口には、舞台の背景にも使われている時計をモチーフにしたオブジェが置かれ、みなその前で写真を撮っていました。チケット販売口は逆サイドにあり、ロビーは狭くすぐにチケットチェックがあり、みな中に入ります。

ミュージカルは定刻に始まり、時間を過ぎると中に入れない・・と聞いていたので、その前のイベントを抜けてやってきました。だって、このためにNYに来たかったから。でも数組は遅れて入ってましたけどね(苦笑

劇場の壁一面はエメラルドシティを始め、OZの世界地図が描かれ、キーカラーはもちろんエメラルドグリーンがそこかしこに見えます。おみやげグッズは定番のTシャツやパンフレットの他ざっと50種類ぐらいのものが売られてました。

キャストになりきって合成写真を撮るスペースもあり、バーカウンターでジュースなどを注文すると、Wickedのタンブラーに入ってきます!!!これにはちょっと感激!ちなみに私はエルファバ・アップルというスムージーを飲みました。

劇場に入ると、以外に大きくセットがすごく豪華に見える。さて、実際の席(Q-108)ですがちょっと後方の真正面(ほんと、ど真ん中)幕があがるとキャストの顔はよく見えないけど、全体がすごくよく見える、という席です。

実は飛行機の中で、機内エンターテイメント(音楽)でWickedのアルバムがあったので少しだけ聴いていたし、Youtubeでダイジェストは見てたし、以前英語の脚本を読んだこともあったから、なんとなくセリフがす~っと入ってきました。

さて、印象ですが・・・個人的な感想になります。まず私にとって重要だったのが、Fiyero(爆 以前、Adamが演じていたこともあり、最初くせのあるキャラとして登場しますが、なんとな~く、マッチョ系なんですよね(苦笑 となると、おぼっちゃま的な役で、マッチョ?って思ってしまって・・ダメですね、せっかく見に来てるのに。

Elphabaの見せ場がたくさんあって(あたり前? 歌い方ですが、やはりTheatricalなんですね~。「Defying Gravity」と「For Good」は特に思い入れのある曲だったこともあって、ちょっとしたアレンジが曲の印象を変えてしまうということがよく分かりました。

そして第1幕で私が一番びっくりしたのがGlinda 今まですました女の子のイメージがあったのですが(まさにその通りだったけどw)なんというか、極端な言い方をすると、彼女がいなければこの物語は作られなかった感じがあります。

正直に言うと、今までOutsider的なElphaba に共感していた自分が、実際に見てなぜかGlindaに共感してしまったのです。「Glee」のカート役のChrisが「The Wicked」オリジナル・キャストでGlindaを演じたKristenの大ファン(もちろん「Wicked」部屋があるくらいだから、Wickedも大ファン)で、なんでだろう・・・?と不思議に思っていました。

Elphaba とGlinda が背負うそれぞれの孤独では、Glinda にそれを一層強く感じたのです。人気者でちょっとおバカなキャラなのに・・・(苦笑 第1幕はGlindaの印象が鮮明に残っていて、続く第2幕では歌も存在感もちょっと薄かったのが残念。

幕が下りて、観客の流れにのっている時におばさん達が「すごくいいストーリーだったわね」「私はGlindaに共感するわ、だって男に逃げられるんですもの」って言ってたのが凄く笑えた。でも、本当。Elphabaは今まで孤独だったけど、これからは幸せ。誰にも知られることなく、ひっそりと幸せに暮らしていくだろう。

でもGlindaは昔から人気者で、これからも人気者であり続けたい思っているだろうけど、親友と愛する人が去り、OZを追放した街で、みんなの期待を背負って生きてく・・・それが人気者の宿命・・・自分で選んだ人生だけど、どこか孤独が感じられるエンディングでした。

なんか自分の人生が、前半はElphaba、後半はGlindaみたいで、これってどうなの?(苦笑

いずれにしても、まったくの白紙で見たら、もっともっと感動しただろうなぁ。でもまっさらの状態で見たら、英語がわからなかっただろうし(笑 

でもとっても素敵な時間を過ごせました。ありがとうございました。
タグ:The Wicked
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

Inspire [Documentaly]

inspire - インスパイア - ラテン語の「in-(中へ)」+「spirare(息、息吹)」から、(思想や生命などを)吹き込んだり、感化、啓発、鼓舞、または奮い立たせたり、ひらめきや刺激を与えたりすること。インスピレーションの動詞形。(wikipediaより)

昔からこの「inspre」という言葉は、褒め言葉として使われることが多い。日本を出発する前に「Glee Projoct」というオーディション番組を見ていて、この言葉を痛感することになった。

「Glee Project」は人気ドラマ「Glee」のCreatorであるRyan Murphyが企画し、優勝者は7話分のエピソードに出演できる。面白いのは私が今まで見ていた音楽、つまり歌手としてデビューするためのリアリティ番組ではなく、「Glee」というドラマの設定上、歌唱力、ダンスはもちろんのこと、今までのキャストとうまく仕事をしていけるか、俳優としての素質、そして何より、脚本家やクリエーター達を「Inspire」する存在であるか、ということだった。

4万人の参加者の中から、「Glee」のキャスティングディレクターに選ばれた12名の候補者が、毎週課題に取り組み、毎週1名ずつ脱落することになる。第1回目のテーマは”個性”

すでに選ばれた12名は、外観も十分個性的だ、というより「Glee」というドラマのキャストを見ても分かるように、彼らは今までのきれいどころばかりが揃ったドラマとは異なり、マイノリティはもちろんだが、ひと癖もふた癖もあるキャラクターばかりだ。

このキャラクターを作り上げるのが、クリエーターや脚本家だが、彼らは演じる俳優のエッセンスを拾い取って、キャラに取り込んでいるような気がする。選ばれた12名は自分がもし「Glee」で演じるならどんなキャラなのかを答え、それにあわせたミュージックビデオを作成する。ここでは1曲の中で個々に歌うパートを割り当てられ、短い時間の中で、自分の個性を活かそうとする。

そして”個性”が活かしきれない時は、ボトム3に選ばれ、「Glee」の生みの親、Ryan Murphyの目の前で歌って、最後の1名が決定する。ボトム3に選ばれた3名は、たった2時間の間に、それぞれに与えられた課題曲をマスターし、ステージで歌わなければならない。

候補者の中に、童顔で背の小さな女の子がいた。18歳なのに、10歳ぐらいに見えてしまう。レッスンの時の彼女は自分のキャラを”永遠の10歳”みたいなことを言っていた。それ自体言うのもすごく嫌、というような顔で。

確かに人から年齢を聴かれる度に、自分の背格好や顔がとても気になるだろう。彼女は人から見られている自分を、自分で卑下してしまっていた。ただ、このProjectの監督者達は、彼女をそんな風に見なかった。それもひとつの”個性”なのだ、と。彼女にそれとなく教えようとしていた。

そして埋もれてしまう”個性”もあるのだと。歌もうまいし、ルックスもいい、でも”個性”が出て来ない、そんな候補者の男の子もいた。今回の課題”個性”の基準は難しい。目立つこと=個性ではない・・・そんな気がしてきた。人を魅了する、鼓舞される、インスピレーションを与える、そんな存在をRyan Murphyは探しているのだ。

「Glee」の出演者達も、以前は大勢の中の一人だった。昨日Kurt役のChrisの話を聴いていて、彼は「Glee」に受かるまで、全てのオーディションに落ちていた。彼も自分のハイトーンの声を気にしていたし、ゲイということも少なからず影響していたのかもしれない。

でも、「Glee」のオーディションを受け、本来なかったはずの役を作り上げたのは、彼の個性、彼自身の存在が、クリエーター達に何かをひらめかせたのだ。「人を魅了する、人に刺激を与える存在」それこそが、「Glee Project」に必要なものなのだ。

1時間という短い番組中で、たった一つの言葉が、力強い言葉が耳に、心に残った。クリエーター達の候補者を見る目はとても暖かい。たしかに1名、脱落者を選ばなければいけないとは言え、彼らは候補者達の才能を発掘し、鼓舞し、輝かせようと、自分を受け入れさせようとしている。「Embrace yourself」自分を受け入れなさい、という言葉を何度もRyanは口にしていた。

「You inspired me」昨夜のChrisへの質問でも、たくさんの子達が口々にそう言っていた。もちろんKurtというキャラクターが与える影響は大きい。でも彼自身の経験が多くドラマに含まれているから、それもわかる。ただ、人にひらめきを与える人間というのは、何かを持っているのだ。自分の目の前にその御手本がいる!

でも才能だけではなく、人間として自分らしく生きられる、自分を受け入れている人は少ない。多くの人がそうだ。かく言う私も。胸に手を当てて考えて見たくなる。自分は”個性的”なんだろうか?と。日本人離れした顔立ちは田舎では相当目立っていたけど、海外に出て見れば埋もれてしまう。

自分だけではなく、学生時代はみんな一度は考えるだろう。でも私はこうして海外に出て見て初めて、自分の外見はまったく他の人と変わらず、世界にはいろんな人種がいて、その中で自分が埋もれてしまうことに遅ればせながら、考え込んだ。一体何が自分の”個性”なのか?と。

この「Glee Project」という番組は、ただのオーディション番組ではなく、自分自身と向き合うための通過点なのかもしれない、と思い始めている。まだ第1回を見ただけだが、自分の目を開かせてくれた。人々をInspireさせる人間とはどのようなものか?それこそが私の目指すものなんじゃないか?

人と触れ合うことで、わかる自分がある。ここ数カ月Vocal Lessonを受けているが、先生が「温かみのある声」だと言ってくれた時、照れてしまった。特に声は自分の耳で聞いている声と実際に他の人が聴く声とは違うから、自分ではわからないのだ。

人を鼓舞させる(Inspireさせる)人間は、自分を受け入れ(Embrace)、そして自分に対して正直で、自分の良いところを活かす人間なのだ、と思う。私は己の欲望には忠実だ。特に何かに固執し、はまっている時は。ひたすらそれに集中するから。そこをどう活かすかが、これからの私にとっての”課題”なのかもしれない。

そして自分でもすごく不思議な力があるな、と思う時ある。ほとんどが思いこみであることが多いのだが、自分が好きなものを引き寄せる何らかの力があるのだと。私はそれをSerendipity(幸運に出会う能力)だと思っている。

昨夜のこと。憧れのChrisに会えたものの、期待が外れて凹んだ時、前にも同じような経験があったことを思い出した。大好きなAdamに会いに行って、真夜中のフライトで、着いた日にAIコンサートに行った時を思い出した。あの時は翌日、気持ちを切り替えて行って、Adamに会うことが出来た。

そんなことを考えながら、次の会場へ向う途中、公園のベンチがなぜか映画「フォレスト・ガンプ」の冒頭に出て来るベンチに似ている気がした。(実際の公園の椅子はジョージア州・サバナなのだが) たったそんな小さなことで気が晴れ、向った先でChrisに会えた。

このNew Yorkという街はいろんな人達を刺激する(inspireする)街。そんな場所に身を置きながら、今日(こちらの時間では10/2日曜日朝9時)はWickedの日。昨日のEmpire State Bldgが緑に輝いているのを見て、思わず「あぁ、明日はWickedだ~」なんて、虫の知らせ的な予感がありました。

いつも、ではないが気持ちをポジティブに持っていくことができる、というのもひょっとしたら私自身の個性の一部?自己防衛本能とも呼ぶ(笑。私と会ったことのある方、感想をお待ちしています(笑

こんな風に単純な自分だけど、そんな自分が好きでもある。さぁ、新しい日はどんな刺激・サプライズを用意してくれているのか。いつも自分探しの旅をしているけど、いつもと違う場所に身を置くことによってわかることもあるかもしれない。知らない自分に出会えるかも、ちょっと楽しみでもあります。
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

N.Y. Fest & Chris Colfer [Documentaly]

ようやく、長い10月1日(土曜日)が終わった。

日本を出発したのが、10/1(土)の00:30 で、ニューヨークに着いたのが時差の関係で、10/1(土)の06:00 つまり、24時間+18時間を満喫したことになる。

久しぶりのアメリカ、慣れない深夜フライト。乗り継ぎだったからセキュリティーチェックが何度もあり、訳がわからないから抜けようとすると止められるw

で、ニューヨーク。空港からバスを使うのも初めて。JFKからGrand CentralやPenn Stationなど主要な場所に停まるバスは時間的にも道が空いていたからか、すごく早く着いた。1時間ぐらいだろうか。

今回はホテルではなく、アパートだから7:30にマンハッタンに着いても、先に荷物を預けるところを探してから。予定のアパートと同じ丁目だったから、そこへ置きに行って(実はあとでアパートは隣のブロックだったことが判明w)

とりあえず、朝食を食べて腹ごしらえをしてから、まず近くのニューヨーク公共図書館へ・・・だが、10時の開館時間前だった。ので、気をとりなおして、Hell's Kitchenへ。の前に、Times Squareの前を通ったら、写真撮らなきゃ(笑

昔と比べると観光客用のスペースが出来て、ゆっくりできるようになった、Times Square で、劇場街を通りつつ、ようやく蚤の市へ。規模は小さいながら、ちょっと可愛い古着(日本じゃ絶対着れないw)を見ながら目の保養を。さて、ではいよいよ図書館へ。

ここで段々足が疲れてくる。図書館の隣のBryant Parkで休憩。どうやら日本のUNIQLOが5番街に進出するらしい。10/14 OPEN! とデカデカと書かれている。

図書館内はまるでヨーロッパの建物のよう。ただそんなに歩けなくなってきたし、チェックインの時間を早めてもうらうよう交渉しなくてはいけないので、歩いて戻ることに。

ところが・・・やっぱりここでも欲を出して、Grand Central駅の、あの星空を見たい!(もしくは有名なOystar Bar)で食事をしたい!と思って来たところ、Oystar Barは12時からでまだ開いてない。

実はこの駅いろんな通りに面しているので、自分がどこから入ってきて、どこへ抜けて行くのかが分からない!そんなこんなで、出口を間違え、ストリートを間違え逆方向へ歩いたりして、相当時間をロスした。

ようやくアパートへチェックインできたものの、足が痛すぎて、歩けない。最初のイベントまで、あと1時間半しかないのに、眠れない。なんとか、なんとか眠ろうと努力したものの、あと20分ぐらいで眠ってしまったため、最悪の目覚めになることはわかっていた。

前回の旅のように疲れないように、と体調に気を使ったものの、やはり歩き疲れ、時差、寒さなどで、到着初日にして風邪引きそうだったのと、足の痛みが引かないため、今日のイベントは3つ重なっていたものの、最初のイベントは残念ながら行けなかった(涙)

仕方ない、自分が本当に行きたいイベントに集中しよう。そう決めてまたベッドに横になった。3時間ぐらい眠ると、足の痛みは引いていた。気温が全然読めないし、案の定、外に出ると大粒の雨が降り出して来る。

でも、傘を取りに戻る時間はない、とにかくまた10ブロック以上歩かなきゃ。ジャケットをカッパ代わりに、雨にあたらないよう歩くものの。だんだん気持ちまで落ちてきそうだ。でも、私が行きたかったのは、この旅のハイライトとも言えるイベント!なんとしても行かなければ!!!

会場に入ると、すでに多くの席が埋まっていて、後ろの席しか残っていなかった。でも後ろだったら真ん中の席は残っていたので、とりあえず座って待つことに。

そして、19時。私の大好きなドラマ「Glee」のKurt Hummel こと、Chris Colfer 登場!!!!!今回のイベントは「The New Yorker」という文芸雑誌のイベントで、俳優、映画監督、芸術にかかわる人達がゲストとして呼ばれる3日間のフェスティバル。

文芸雑誌っていうから、どんなインタビューになるのか、と思いきや会場のファンに答えるように、ほぼ90% Gleeの話!これはいろいろ楽しかった。シーズン2,3のネタばれがあるので、ここには書けませんが・・・

席が遠かったため写真もピンボケ、質疑応答があったから並ぶも、さすがに50人以上が並んでいたから、時間がきて終了。最後みんなステージに駆け寄るも、まったく近寄れず・・・はああぁ。大好きな人に会えたとはいえ、ちょっと凹み気味。

会場の外は肌寒かったけど、雨に濡れたジャケットは着れないので、しかたなく薄いカーディガンのまま、途中まで歩き、ちょうどフラット・アイアンビルの前に屋台街があったので、そこで朝から全然食べてないお腹に何かものを入れようと、ビールを(おい

さっきのイベントで撮った写真を見ながら、Chrisの顔を見てると、だんだん気持ちが落ち着いて来た。タコスもちょっと口をつけただけで終わっちゃった。いつもの私なら、ここで凹んだまま帰ろうとするけど、ここまで来て、しかも1日目で何しにニューヨークへ来たんだって!自分に言い聞かせた。

気分転換を兼ねて、事前に買ってあった22時からのScisser SistersのTalk Liveを見に行くことに。実はしざしすはまったく聴いたこともなく、でも最初のTalkを聴いているだけでおもしろかった。

だってChrisはどちらかというと10~20代女子が圧倒的に多いんだけど、しざしすはほとんどある程度の年齢30~40代の男性が多かった!この会場は1階のフロアに簡易椅子があって、ちょっと上の2階にも席があるので、階段のすぐ横の一番前の席に座っていた。

ここだとステージがよく見えるし、真正面に彼らが座るのだ。Talkの後にLiveだったんだけど、なんと誰が来たと思う?マネージャーとSPと一緒にChris Colfer が来たの!!!!!たしかにChris はしざしすのファンだけど、まさかなぁ~と思っていたら、ほんとに来たっ!!!

彼らは1階横の一番端っこに目立たないようにLiveの途中で入り、途中で帰っていった。帰る途中で声をかけようとしたら、SPに止められた(涙

でも、観客はしざしす目当てで来てるんだし、たぶん数人しかChris のことは気づいていないかも?となると、一緒に歌って踊る Chrisを見れた私はLucky!!! と思うようにしました(爆 じゃないと、明日からやっていけそうにないもんで。

・・・と、長々と24+18時間を過ごした訳ですが、夜中の12時に歩いて帰るのも、アパート借りるのも、初めての経験で、すでにぐったり気味ではありますが、(こちらはすでに夜中3:40)明日もイベントが控えているので、+Wickedを見に行くので、今日はここまでとします。

最後に、Chrisの幸せな顔を見てやってください(すでに母心?)
chris.jpg

タグ:Chris Colfer
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

ラプソディー・イン・ブルー [Documentaly]

ラプソディーインブルー.png
2011 FEB Paris,FRANCE

2月にパリを訪れてから、はや7カ月
来月、また旅に出る

パリの時みたいに、みんなには内緒にして
到着してから驚かせようかとも思ったけど
今回はいつになく過密スケジュールで
パリの轍を踏まないよう
せっかくの旅を楽しむための
自分へのメッセージとして
この言葉を贈ろうと思う

これはパリ最終日の書きかけの文章
だんだん切なくなってきて、止めてしまったのだ



あと数時間もすれば
このアパルトマンを出てパリから旅立つ

思えば、最初の3日間は
日本からの疲れを引きずって
それに加えて欲張って
沢山歩いたことからまた疲れを重ねて

パリにいるのに、旅行にきているのに
全然リラックスが出来ていなかった
まるで焦って”かずお”になった千秋先輩みたい
一番大事なのは、自分自身が楽しむことなのに

ロンドンでのたった1.5日の滞在は
疲れを癒し、友達と語り、美味しいものを食べて
自分の気持ちを整理することが出来た

”自由に楽しく”することを忘れていた私に
”のだめ”のような存在の友人が救ってくれた

おかげで目が覚めたように
パリの街がこんなに美しいことを
最終日の今日にして実感したのだ

パリのアパルトマンでは今日たまたま昼間に戻ったら
中庭に面した部屋で、誰かが弾くピアノが聴こえてきた

夕食に出かけた際は、中世の建物が残るマレ地区を
歩きながら、こんな美しい場所に住んでいたのかと
改めて感激した

ロンドンでの滞在がもたらしたものは
本当に大きかったのだ

映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の
ラストシーンであるポンデザールのたもとで
夕暮れを見ながら”ラプソディー・イン・ブルー”を
聴いていたら、涙が止まらなくなった

本当に来て良かった
この旅で体験できたことは
今、この時でしか体験できないことばかりだった

いろんなことがあり過ぎた、最後の最後まで
特に今日ほんの1時間以内の出来事だけど
コンタクトレンズは踏んずけて割るわ
これを書いてる最中に気持ち悪くなったりとか



・・・と、ネガティブな文章が続きそうだったから止めた

今回も気軽な一人旅、ではあるが
ちょっとしたイベントに参加するので
何か素敵な出会いを期待したい雰囲気もあるw

行く先は「ラプソディー・イン・ブルー」の故郷
パリで聴いたあの音楽が、次の旅先へ繋がる
これもちょっとしたご縁?なのかもしれない
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

何気ない日常 [Documentaly]

何気ない日常.png
2011 FEB London,U.K.

正直に告白すると
「なんでロンドンに行く、って言ったんだろう」と
パリ滞在3日目にして思った

仕事で知り合った知人が
ロンドンに引っ越してきたので
遊びにおいで、と言われ出発前日に行くことを決めたのだが
久しぶりのパリがあまりにも見どころがあり過ぎて
見たいところが沢山あって周り切れてなかったのだ

だから本当はちょっと後悔をした
でも、私はあまりにも疲れ過ぎていた

この旅を始める前に、仕事を片付けるのにずっと毎日残業
長時間のフライトに、毎日朝から晩までずっと
パリの街を足を棒にして歩いている

パリで沢山見た割には頭に残っていないのは
何故だろう?その答えはロンドンに来てわかった

私はあまりにも急ぎ過ぎ
あまりにも欲張り過ぎたのだった

招いてくれた知人は、先週引っ越したばかりの
アパートで、近いうちに越して来るルームメイトの
空いている部屋を貸してくれた

まだ新しいオフィスが出来ていないため
自宅で仕事をしている知人が、忙しい合間を縫って
ロンドンの街へ連れ出してくれた

時には仕事の息抜きに
そして時には外のミーティングに行く時に
そして新しいルームメイトとの夕食に

それ以外はほとんどアパートで寛いでいた
このタイミングでしか味わえない時間だった
そしてそれは私にとって本当に必要な時間だった

海外での暮らしに憧れている私にとって
今回の旅は”暮らす”ことが目的だった

だからパリではアパートを借りているが
言葉の問題からか、市場で物も買えないし
カフェだって目の前にあるのに入れない

今までのパリの滞在は決して”暮らす”感じではなかった
それを教えてくれたのがロンドンでの滞在だった

知人にとっての現在の日常を目の当たりにして
海外で暮らすことがどういうことなのか
海外で仕事をすることがどういうことなのか
そして、何を大切にすべきかが分かったような気がする

近所のレストランやスーパーマーケットでの買い物や
知人とルームメイトとの他愛のない会話は本当に楽しかった
本当はこうして、楽しくおしゃべりする時間を
探していたのかもしれない

一人が楽とは言いながらも
本当は寂しかったのかもしれない

人は独りで生きて行かなければいけない時もあるけど
誰かと出会い、心を通わせ、生きることを楽しむことが重要で
後は仕事と生活と、自分とを折り合いをつけて生きていってるんだ

何が大事で、何が必要なのか
大切なことを、何気ない日常が教えてくれた
私にとっての、人生にとっての
ターニングポイントがこのロンドン滞在だったことは
間違いない

本当に来て良かった
いつもの地下鉄の風景に光が射すように
なんてことない毎日が
心に光を齎してくれていることに、気付けて良かった

誘ってくれた知人に心からの感謝を
これは神様からの贈り物なのかもしれない
ありがとう、全てにありがとう

nice!(2)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

Sunny Day in London [Documentaly]

sunnyday.png
2011 FEB London,U.K.

珍しく晴れたロンドンの空
朝一番は曇りでグレーで
いつものロンドンだったのに
これは嬉しい誤算

Notting Hillの住宅街は
私の大好きな建築物が
並んでいる

いつかこんな家に住んでみたいと
思わせるのは何故だろう
私はJane Austinとか大好きだから
どこを撮ってもあの時代を彷彿と
させる場所が大好き

でもJane Austinの時代に生まれていたら
女性は家を継げなかったから
結婚することが女性にとっての一番の幸せ
ひいては家族のため、なんて時代だった

それでもなお人々を惹きつけてやまない
彼女の作品には、彼女独特のユーモアと
ウィットに富んだ会話が溢れている

実は、この場所で、もう一人の文学者の
名言を聴いたことがある
ここにあるホテルに宿泊した時のこと

Oscar Wildeの有名な言葉
「Tired of London, Tired of Life」
”ロンドンに飽きた人は、人生に飽きた人”

そう、ほんの短い滞在でも
ロンドンという街はいつも私の心にある
それはまだまだ人生を楽しみたいという
欲求の表れなのかもしれない

nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

Say Hello to Mr.Holmes [Documentaly]

Mr.png
2011 FEB London,U.K.

本当に短い滞在だったけど
偶然にも通りかかった場所で
彼に遭遇した

今も昔も変わらずその姿で
今も昔も依頼が絶えない
世界屈指の名探偵

Baker Street 221bは
永遠に生き続ける彼の
生涯の住みか

信頼できる友人である博士と
唯一の肉親である兄と
詰めが甘い(?)警部達と
いつも狙っている宿敵と

きっと彼はこの銅像を建てるのも
嫌がったかもしれないが
世界中のファンの憧れとして
Sherlock Holmesは心に刻まれているのだ

nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

Concert [Documentaly]

concert.png
2011 FEB Paris,FRANCE

本当はバッハを聴きたかった
でも、ショパンになってしまった、と
言ってしまったら、ショパンに失礼ですね

パリに来たら、せっかく”のだめ”が縁で
パリに来ることになったから
クラシック音楽が聴きたいと思った

でも、土・日にあったオーケストラは
高かったから、教会で開かれる
コンサートにしようと思っていた

ところが、同じような名前の教会が
パリにはたくさんあり、詳細な道の名前が記載された
まともな地図を持っていない私は

最初のバッハが演奏されるはずの教会を
見つけられず、次にショパンを演奏される教会も
外れ、仕方なく帰ろうとしたところへ
目の前に実はあったと気づく始末

さ迷える子羊は、足を引きづり
疲労も眠気もピークで
せっかくのパリで最古の教会という
由緒ある場でのピアノコンサートの途中で
うとうとしてしまう・・・

前半はショパンのワルツだったから
知っている曲が多くて何とか持っていたが
後半は・・・ごめんなさいっ(謝

最後の、最後、アンコールで弾かれた曲は
なんと、モーツァルトの『トルコ行進曲』
なんで?モーツァルト?と思ったけど
この曲を聴いて、この旅の目的は"のだめ"
だったのだと気づかせてくれた
これこそ、まさに神の導き?なのでしょうか?

nice!(2)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。