ありがとう。 [Jornal]
同い年だったから、先月倒れた時は、少なからず動揺して、終業後、これまた同い年の同僚と無事を祈っていた。
手術は成功した、と聴いていたから、ゆっくり静養して欲しいと願っていたのだが、今週頭、突然の訃報に、一部のスタッフは動揺を隠せなかった。
雨の土曜日。沢山の方々が弔問に来ていた。多くの人に慕われつつも、こんなに早く逝ってしまったことに、皆涙するしかなかった。
一人息子を亡くされたご両親のお気持ちは計り知れない。かける言葉も見つからない。
最期のお別れの時の同僚達や、交流のあった方々の表情を見てるだけで辛かった。
私は式場のスタッフから、お花を沢山頂いたので、ひとつ、ひとつ、花をゆっくりと柩の中に置きながら、お顔を見ることが出来た。
見送る時は、ありがとう、という言葉しか、出てこなかった。
さようなら、ではなく、ありがとう。
心からの御冥福をお祈りします。
Simple [Jornal]
歌はWest Side Storyから、Somewhere
Gleeのシーズン3でも歌われ、難しい曲であることはわかってた。
でも難しいからこそ、挑戦しがいのある曲であることも知っていた。
実際試してみて、我ながら自身の課題(ロングブレスや、芯のある細い声)をよくわかった選曲だなぁ。(いや、何も考えてませんがw
来週の最後のレッスンまでは、楽しくもやりがいのある時間を過ごせる。
レッスンが終わると、ヒカリエへ。
お友達がお花をいけた作品が今日と明日、展示されるのだ。
まず、パッと目についたのは、オレンジと青。一瞬、キリスト教と異教徒的な組み合わせ、と頭に浮かんだ。
そして細い葉のカーブが、2つの花を繋げ、その曲線が、ハート型のように見える。
午後から実際にいける様子が見れたが、生花とフラワーアレンジメントの違いは空間。
確かに私が田舎でいける花は、あるものありったけでw てんこもり過ぎる。
空間をいかし、ありのままの花や葉の形をいかす。先日の茶の湯にも学んだ日本文化ってほんと凄いな。
なんで学校教育でこれらが学べないんだろう?世界に誇れる文化なのに。日本に生まれながら、自国の文化に触れられないなんて、宝のもちぐされだ。
シンプルだけど、だからこそ奥が深い。
お友達は、花になりたい自分を投影させてる、と話してくれた。花を見て、自分を見つめる機会が出来た、と。
なんだか、歌にも通じるな。
確か、いけるお花も主役だけ、脇役だけ、じゃなくバランスが必要。たまには脇にもスポットライトを当ててみるんだ、とも話してくれた。
うーん、ますます歌とかぶりません?ずっーと短調に一本調子に歌うんじゃなくて、緩急をつけるとか、脇は脇で光る場面があるとか、何につけても、いちいち考えさせられる時間でした。
シンプルでありながら、引き立つ歌を目指す私にとって、今日のお花はとってもためになるものでした!
お友達に感謝を!
あの日 [Jornal]
この日を忘れることは、一生ないだろう。
今でも、目に焼きつき、離れない映像。思い出すだけで、目に涙が溢れてくる。
そしてあの場にいた人達の想像を絶する体験は、二度と消えることはないだろう。
あの日に帰り、何か出来ることがあれば、私達は、自分達の全てをかけて、出来ることをしただろう。
それが、人間だから。
でも、人間は非力でもある。
過去に戻ることはできないし、後ろ向きに歩くことも難しい。
私達に出来ることはないのか?
これは、私だけの考えかもしれない。
残された、生かされた、私達に出来ることは、
笑い、遊び、一瞬、一瞬を悔いなく、生き抜くことだ。
悩みや、憂いなど、生きたくても生きられなかった彼らからすれば、余りにも贅沢だから。
生きて、生きて、生き抜く。
笑って、たとえ涙で何も見えなくても、笑って生きなきゃ。
それが、せめてもの、私達が出来ることなのかもしれない。
Space Ball [Jornal]
実際は球形の中で体験する宇宙、のアトラクションです。
約10日前、東京国際フォーラムを訪れた際、球形のものがロビーにあり、何だろう?と思っていたところ、昨夜TV東京の宇宙ニュースで紹介され、この球の中がプラネタリウムになっていることを今朝知りましたw
宇宙好きにとっては、どうしても体験したく、当日券を即購入し、今夜行ってきました。
大人気らしく、当日券も完売。週末も完売らしく、残り1週間ということもあって、盛況でした。
約12分の宇宙の旅でしたが、過大な期待を抱いた自分を反省しつつ、信じられない18.2サラウンドを体験し、ヘッドホンが壊れてるんじゃないかと係員に言って恥ずかしい思いまでしましたが、一本の映画と同じ料金で、あの浮遊感を味わえるなら、良しとしましょうw
実際、球体の天井から足元まで写しだされる宇宙は素晴らしかったし、多分ヤマトや木馬、ミレニアム・ファルコンや、エンタープライズに乗ったら、こんな景色が見れるのかとちょっぴり感激。
ワープ感覚で星間を移動するので、足が地面に着いていないかのような、自分が浮いてる時間があり、擬似体験とは言え、自分が生きてる間に、宇宙へ行くことは出来るのだろうか?とか考えちゃいました。
次は是非、ブラックホールの中へww
Ring Bearer [Jornal]
そこを抜け出した後、ビックカメラで壊れ気味のイヤホンの換えを探して、憧れのBOSEのヘッドホンで音楽を聴いた時、まるで一つの指輪を見つけたビルボのようになってしまった。いや、光を浴びたトロールの方が近いかもw
う~ん、指輪物語をご存じない方にはこの一連の流れ、心境を理解するのは辛いかもしれないが、つまり素晴らしいものを発見し、それを試してみたところ、何と衝撃的なことが分かったのである。
私にとってそれは、来るべくして来たのかもしれない。
右耳が、聴こえない。
多分、左の半分以下の聴力。
まさか…。
何となく心辺りがあったので、会社近くの耳鼻科へ行き、耳の中を診てもらったところ、恐ろしく変形した鼓膜を見ることに。
耳の中を洗ってもらい、大分聴力は回復したものの、先生曰く、これだけ変形していたら(鼓膜が内側に貼りついて癒着している状態)手の施しようがない。後はこれ以上悪くならないようにするしかない、とのこと。
いつか自分はベートーベンみたいになるんじゃないか、って思ってた。そうは思っていても、軽くショックを受け、ボーっとしてしまった。
でも指輪の保持者(Ring Bearer)フロドが、自分の運命を呪った時のように、ガンダルフの言葉が心に沁みる。『辛い時はなんでこんなことに…と考えるが、今出来ることをするしかない。』
あぁ、サムが側にいてくれたら、と思うが、これを抱えるのは自分だけ。覚悟を決めるしかない。前に進むしか、道はないのだから。
New Day [Jornal]
そして親戚の叔父さんの逝去。去年の大叔母に続き、またしても喪失感に。
心から新しい年を祝えない心境ではあるが、もう一方では「高慢と偏見」のリズの心境でもある。
弟がようやく決心をしたらしい(おめでたい)
田舎にいると何もない。でも返って微々たるものに心を動かされる。
今朝のパウダースノーは朝日に輝きキラキラと美しかった。
新雪を踏みしめる、キュ、キュという音。
風が木々の雪をさらい、歩く私の元へ降り注ぐ。
済んだ夜空には星々が輝く。
ここで育ったからこそ、こういう感覚を身に着けることができたんだと思う。
人の死を前にすると、命はギフトとしか思えなくなる。
だからこそ、大切にしなきゃ、と思う。
新しい日、新しい年。後悔のないように。
Home Town Memory [Jornal]
Kris Allenの新曲”The Vision Of Love”です。
この歌に刺激を受けて、この歌で何かを作りたいと思いました。
最初は東北をサポート、として作ろうと思いましたが、手元にあるものを考えると、そんな大それたことはできない。
それならば私が撮りためた田舎の風景を集めて、動画を作ろうと思いました。
四季それぞれの美しい景色を撮り残せて良かった。こんな素晴らしい場所で生まれ育った自分が、どんなに恵まれているか。そして今もなお残る美しい景色の中に暮らす家族と、生まれた街にこの動画を捧げます。
L.A.での一夜限りの朗読劇 "8" [Jornal]
ロサンゼルスでAFER主催、豪華俳優陣による一夜限りの朗読劇「8」が、今日あったのだと気づきました!
AFER= American Foundation of Equal Rights
下記記事はシアターガイドより
3月3日夜(日本時間の4日昼)、ロサンゼルスのウィルシアー・エベル劇場で上演される朗読劇『8』に、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットら豪華キャストが出演。また、その模様がYouTubeを使って無料でライブストリーミングされ、日本でも視聴可能だ。
映画「ミルク」でアカデミー脚本賞を獲得したダスティン・ランス・ブラックが手掛ける同作は、同性結婚を禁じるカリフォルニア州憲法改正案「提案第8号(Proposition 8)」を題材にしたもので、この憲法の改正をめぐる訴訟の経緯が描かれる。
ジョージ・クルーニーが演じるのは、原告である同性婚カップルの弁護士デイヴィッド・ボイズ役。同じく原告側弁護士セオドア・B・オルソン役に、マーティン・シーン。原告の同性カップル役には、マシュー・モリソン&マシュー・ボマーと、クリスティン・ラーティ&ジェイミー・リー・カーティスが。また、提案第8号支持側の弁護士チャールズ・J・クーパー役に、ケヴィン・ベーコン。そしてブラッド・ピットが、改正案を違憲とし、同性結婚を認める判決を下したヴォン・R・ウォーカー裁判官に扮する。
そのほか、キャンベル・ブラウン、クリス・コルファー、ジェシー・タイラー・ファーガソン、ヴァネッサ・ガルシア、クリーヴ・ジョーンズ、ジェーン・リンチ、ロリー・オマリー、ジャンセン・パネッティーア、ジェイムズ・ピッケンズ・ジュニア、ジョン・C・ライリー、ヤードリー・スミス、ジョージ・タケイ、ブリッジャー・ザディナらが出演予定。
演出は、「ア・フュー・グッドメン」でオスカー候補に挙った映画監督ロブ・ライナーが担う。
公演は、現地時間の3月3日19:30(日本時間の4日12:30)よりプレ・ショーを開始し、19:45に開演。その収益は「平等権を求める全米基金(American Foundation for Equal Rights)」に寄付されるという。
見てください、この豪華な面子。もう見てるだけで(言葉はわからずとも)幸せ、とはこのこと。
帰ってからすぐにyoutubeで視聴し、笑いとちょっと涙が。ほんと役者揃いです。
ここにChris colferがいるのが、目茶苦茶嬉しい!私の抱いていた期待以上の出来でした。
Kevin Baconは何をやらせてもうまい役者さんですが、John C Rillyの個性はここでも活かされてたし、
なんといってもGeroge Takeiが一番印象に残ってるw
もし時間があれば、是非見てみてください!